メギメギの声は虚しく


森に吸い込まれる。


《……だれ…か》


セシルドを見る。


そして…


《ごめん…セシルド…》


このままではクロードが


危ない。


メギメギにとってはあまり

にも残酷な選択。


それでも…


奥歯を食いしばり、歩き


だす。


《おいら…クロードを…


だずげて…みせるから…》

強く心に誓い、一歩一歩


前に進んで行くのだった。