《このままじゃほんとに
やばいなぁ…》
古代魔法を使うしかない
か……。そう考えていると
セシルドが口を開く。
《クロード様…封印を解く
許可を下さい》
剣を構えて前方を見たまま
で話す。
《上のやつは私が…クロー
ド様はあの魔獣をお願いし
ます》
封印…セシルドの力の解放
…隠密業であるが故に派手
な力の解放は滅多にする事
の無い力。
そしてそれは全ての気を使
い果たす事で絶大な力を得
るが、その後は剣を握る力
も残らない事から両刃の剣
でもある。
《許可も何も…もうオレに
権限は無いさ…お前の思う
通りにすればいい》
そう言って微笑む。
それを確認すると髪を結ん
でいる紐をほどく。
そして額当てをゆっくりと
外した。
セシルドの額の中心に奇妙
な文字が浮き出ている。
深呼吸をして目を閉じる。
そして…
《―解―》
額の文字が赤く光る!!
やばいなぁ…》
古代魔法を使うしかない
か……。そう考えていると
セシルドが口を開く。
《クロード様…封印を解く
許可を下さい》
剣を構えて前方を見たまま
で話す。
《上のやつは私が…クロー
ド様はあの魔獣をお願いし
ます》
封印…セシルドの力の解放
…隠密業であるが故に派手
な力の解放は滅多にする事
の無い力。
そしてそれは全ての気を使
い果たす事で絶大な力を得
るが、その後は剣を握る力
も残らない事から両刃の剣
でもある。
《許可も何も…もうオレに
権限は無いさ…お前の思う
通りにすればいい》
そう言って微笑む。
それを確認すると髪を結ん
でいる紐をほどく。
そして額当てをゆっくりと
外した。
セシルドの額の中心に奇妙
な文字が浮き出ている。
深呼吸をして目を閉じる。
そして…
《―解―》
額の文字が赤く光る!!
