剱聖伝

《さぁ、ここからがあなた

の腕の見せどころですよ…




《お前に言われずとも


わかっておる。それよりも

、もう少し使える魔物を


よこせ…こないだのでは


話しにならん》


《まだ、ゲートが不安定


なんですよ…もう少しで


最下層界の者も行き来で


きるようになります。そう

すればより強力な兵士が


貴方のものです!!》


そう言って目を妖しく光ら

せる。


《その為には…聖なるいけ

にえが必要な事も、前に話

したはず…お忘れなきよう

…》うやうやしく礼をする

とそのまま闇に消えてしま

った。


《得体のしれぬ魔界の者…

何を考えておるかはわから

ぬが…我が野望にはあやつ

の力が必要…せいぜい利用

させてもらう》


誰も居ない部屋に不気味な

赤眼が闇に浮いていた。