リトルガーデン~愛溢れる場所~

あきひろは幼い頃からおじいさんが死ぬことを大変にこわがっていた。

おじいさんが風邪をひいたり、骨折や胆石など、生命に別状がなさそうな病気であっても
しばらく入院したりしようものなら、心配でどうにかなりそうになっていた。

その怯えた様子を見て、幼いわたしはよく考えたものだ。

「もしかしたらお父さんやお母さんや犬のシロップが死ぬことを想像することは、し続けることは、それが実際そうなってしまうよりもこわいことではないだろうか」。