「腹違いの。、、言えなくて、わるかった」

「だから、美咲なんてどーでもええ」

「あの日は、美咲のお母さんの命日で。」

「で?それがどーした」

「今からでも」

「綺麗事いってんとちゃうぞ。今更。」



ごんっと、鈍い音がした。ぼーっとする頭で理解できるのは、2人が殴り合ってることくらいだ。




「あの時、俺には美咲しかおらんかったんやぞ!お前にはそんな事わからんやろ!」

「知んねぇーよっ。和の事なんか、知りたくもねーよ」

「しばいたる」

「やれよ。」