時計塔の前には既にみかが来ていた。



「おっそーい!」


「ごめん」



遅いと怒られるがまだ9時ではない。



「じゃあ、行こっか!」


「どこに行くの?」


「わ、た、しの彼氏のところ♡」



ミカには1個上の彼氏がいる。



前にミカにどんな人か教えてもらったが忘れた。



ミカはなれた道を歩く。