彼にラブレターを書いたのは夏休み終了三日前のこと。
それを翌日の朝こっそり下駄箱の中に入れ、彼が読んでくれることを願った。
バレー部の練習は午後からで、私は午前中のうちに部活を終えて自宅に戻っていた。
ドキドキしながらあの手紙を読んでもらえたかな…と心配をしながら過ごしていた。
あいつはどんな反応をしただろうか。
手紙を読んで送り主が私だと直ぐに気づいただろうか。
読んでどう思っただろう。
自分も同じ気持ちだと思ってくれてるだろうか__。
色々とバカみたいに考えて胸をときめかせていた。
だけど、何の音沙汰もなく、不安になった私は後輩の子に連絡を取った。
彼女は急いで待ち合わせの場所へ来て、「大変です!」と口を開くなり叫んだ。
「先輩が書いた手紙を、あの先輩が皆に見せびらかしてました!」
「えっ!?」
「『いいだろー』って言いながらヒラヒラさせて。お陰で男子も女子も大勢先輩のところに集まって来てしまって」
「そ、それで…?」
ゾォッとしながらもぎゅっと手を握りしめて訊き直した。相手がバカな行動に出てないことを願いながら、信じて祈った__。
それを翌日の朝こっそり下駄箱の中に入れ、彼が読んでくれることを願った。
バレー部の練習は午後からで、私は午前中のうちに部活を終えて自宅に戻っていた。
ドキドキしながらあの手紙を読んでもらえたかな…と心配をしながら過ごしていた。
あいつはどんな反応をしただろうか。
手紙を読んで送り主が私だと直ぐに気づいただろうか。
読んでどう思っただろう。
自分も同じ気持ちだと思ってくれてるだろうか__。
色々とバカみたいに考えて胸をときめかせていた。
だけど、何の音沙汰もなく、不安になった私は後輩の子に連絡を取った。
彼女は急いで待ち合わせの場所へ来て、「大変です!」と口を開くなり叫んだ。
「先輩が書いた手紙を、あの先輩が皆に見せびらかしてました!」
「えっ!?」
「『いいだろー』って言いながらヒラヒラさせて。お陰で男子も女子も大勢先輩のところに集まって来てしまって」
「そ、それで…?」
ゾォッとしながらもぎゅっと手を握りしめて訊き直した。相手がバカな行動に出てないことを願いながら、信じて祈った__。

