(今度は手紙なんかじゃなく、きちんと自分の口で告白しよう)
そう思うと何だか緊張もしてくる。
坂巻さんはまだかなぁ…と、裏腹に待つ自分もいたりして。
そこに外から賑やかな声が聞こえてきた。
話し声からして坂巻さんのグループの女子だと分かり、緊張が更に増した。
「おはようございまーす」
数人の女子が元気よく挨拶しながら入室してきた。
その人達は確かに昨夜会った人達で、思わずパソコンの陰に隠れようとしたんだけど。
「お疲れ様です」
一緒に坂巻さんが入室してきたから目を見張った。
そのまま同じグループの女子達に囲まれるようにしながら自分の席へ向かう彼の背中を見つめ、やっぱりこれが現実なんだ…と思うと、急に気落ちしてしまう。
シュン…としてパソコンのディスプレーに視線を落とす。
もしかして、やっぱり昨夜のは夢だった?と自分に問いかけそうになった。
「…あっ。諸住さん!」
女子の一人が私に気づいたみたい。
ビクッとして背中が伸び、そのせいで顔が上向きに変わった。
「ねぇ、ちょっと…」
「待って」
そう思うと何だか緊張もしてくる。
坂巻さんはまだかなぁ…と、裏腹に待つ自分もいたりして。
そこに外から賑やかな声が聞こえてきた。
話し声からして坂巻さんのグループの女子だと分かり、緊張が更に増した。
「おはようございまーす」
数人の女子が元気よく挨拶しながら入室してきた。
その人達は確かに昨夜会った人達で、思わずパソコンの陰に隠れようとしたんだけど。
「お疲れ様です」
一緒に坂巻さんが入室してきたから目を見張った。
そのまま同じグループの女子達に囲まれるようにしながら自分の席へ向かう彼の背中を見つめ、やっぱりこれが現実なんだ…と思うと、急に気落ちしてしまう。
シュン…としてパソコンのディスプレーに視線を落とす。
もしかして、やっぱり昨夜のは夢だった?と自分に問いかけそうになった。
「…あっ。諸住さん!」
女子の一人が私に気づいたみたい。
ビクッとして背中が伸び、そのせいで顔が上向きに変わった。
「ねぇ、ちょっと…」
「待って」