図星をつかれたわたしは




黙っていると…



『はあ…』




…2度目のため息……







『告白…されたんでしょ。なんでフったの。好きなんでしょ?今でも。気持ちぶつ…』






『…そんなの…
そんなのわかんないでしょ!
私は好きだよ!けど好きって言ったところでまたあの時みたいに…なったら……耐えられない…んだ…よ…』



ともだちの言葉を遮って


走って逃げてきた…流石に言い過ぎた


明日からどんな態度で会えばいい?


あなたにもともだちにも…









私の頬に伝っていく


冷たい大粒は


まるで私の気持ちを


笑っているようで気持ちが悪かった。