「好きです、俺と付き合ってください。」

本当は嬉しかった

私も好きだったから

けど好きだからこそ


答えは1つ。


『…ごめんなさい。』


どうして?


と言っている彼を背に

ごめんなさいと何度も呟きながら



廊下を走ったーー。