冷たい彼女

僕はこの時、人生初の一目惚れをした。



そして、喋ってみようと思い、



「これからよろしくね」



と手を差し伸べた



すると彼女は



「なんなのあんた」



と言い、僕の手を振り払った。



「え…」



「私は誰とも仲良くする気はないから」



そう言って彼女は席を立ち上がった。



「せめて名前だけ教えて貰えませんか?」



彼女は振り返って



「はぁ…私は小田切彩。」



「小田切さん…」



「それだけ。じゃあね。」



そう言い残し彼女は教室を出て行った。