午後13時00分 都内某所
 ボロ屋で目が覚めたさだ子と夏菜子。複数の男達と少女に囲まれていた。少女は、自分たちが何者か?と聞かれ答えた後の事だった。夏菜子は苦しそうに追加で「暗黒の魔団?何それ?宗教団体?笑かしてくれる」痛みに耐えながら笑る夏菜子。さだ子は、「…………」髪を長くし、座っていた。さだ子に対して黒木舞花は「アンタ、超キモイんだけど?何者?」そう聞くと「さだ子……」と不気味な声で答える。舞花は、笑う。「アハハ!ねぇ?みんな聞いた?さだ子だって!あの呪いのビデオとかに出てくるやつでしょ?」と腹を抱えて笑う舞花。それにつられ1人の男は「んなもん、信じるかよ!」ガスッとさだ子の腹を蹴る。さだ子は、「っ!」更に同情してもう1人のサングラスをかけた男は髪を引っ張る。「良く顔見せてみろよ?あー?」ガシッと髪を引っ張り顔を見たサングラスの男は「ほぉー結構可愛いじゃん?彼氏いんの?」と惚れていた。舞花は、サングラスの男に「バカ章介!なーに惚れてんだよ!私が居るにも関わらず」と背中を蹴る。章介と言う男は「わりぃってまたスウィーツ奢るから勘弁」舞花の両手を握る。「っち、きめぇからやめろって…っと、そろそろあの方のお帰りだ。皆準備しろ。」と舞花は、外に居る車の音に気づき男と章介と名乗る男はボロいガレージを開ける。そこには早苗と直人が居た。服装は学生服だった。「ふぅー疲れた……?見たことのあるヅラだな?確か夏菜子とさだ子?」直人が口にした後フッと笑う。「パートナー変更って事か?お前意外とタフだな?」とさだ子に近づき。「んじゃー客も居るし始めるか霊界の扉の開く準備をな!」
 
 その頃晴人と氷見は大学の食堂に倒れていた。1人の学生は「っ!晴人先輩!」晴人を抱える1人の女学生。手を見ると血が溢れ出ていた。そこにはもう1人の倒れていたが、血が出ていなかった「っ彼女も…何あの光」そこに現れたのは『ご安心ください。私は彼の守護神。今霊界と現世の間で大きな乱れが発生してます。霊や精霊が見えない人も見える時が来るでしょう。だけど今は彼と彼女を助けます。』女学生は、「私は何を!」 守護神は、「私が彼らを治療した後、彼らが目を覚ました時にこう伝えなさい。「今、貴方達に出来ることは一つ。暗黒の魔団と混沌の悪(アーク)。この二つの組織を潰しさない。けれど、今の力では当然不可能。だから修業にしばらく信念しなさい」っと』女学生は、言葉のメモをとり頷く。そして気づかないうちに守護神は、消え、晴人と氷見の傷は、完璧に治り目を覚ましていた。女学生が書いたメモを見た2人。晴人は「修行って、んなことしてる場合じゃねぇ!今はさだ子と夏菜子の様態を!」晴人の言葉を聞いて横に振った「何処にもいない。霊力すら失ってる!」晴人はその場に崩れる。「っあー!」叫びながら机を叩き「絶てぇ許さねぇ、直人も早苗も龍斗も全員ぶっ殺す!」
 to be continued