午前3時 渋谷交差点
 上空にヘリが飛び回る。それは恐らくテレビ中継をしているのだろう。しかし晴人は気にしなかった。「っく。」風の音を切りながら動き回る晴人。「(なんか無いのか?アイツを倒す必須条件)」と思い込んでた矢先ビルを破壊しようとする悪霊。『光魔法、気弾を打ちなさい!奴の弱点は光。その他の技は聞かないわ』とさだ子は、晴人に言う。「光魔法、気弾!」左手から光の玉が飛び出し悪霊に当たる。そして動きもある止まった。「やったか」と言うが『まだ。来るよ!』とさだ子は、合図をし、それを聞いた晴人は交わす。だが「しまっ」横から眩い弓矢が横切る。その弓矢は悪霊に当たる。「やれやれ、これだから素人は、」青い髪の色で目は細くキリッとした女性は弓矢を消し、その場に現れた謎の少女。晴人は「(何だアイツ?俺とさだ子の能力同様なのか?)」と思っているとさだ子は、自ら姿を現し「久しぶりじゃない、夏菜子に氷見ちゃん。」どうやらさだ子の知り合いだそうだ。しかしのんびりしたのが行けなかったのか、倒れていた悪霊は、ムクっと起き上がり叫ぶ。「っ!さだ子行くぞ!」晴人はさだ子の手を握り霊力を作り出す。「っち、まだ動けるのか」そういったのは夏菜子だった。氷見行くよ」合図をして弓矢を作り出した。「標準確認…距離47メートル。風の強さ誤差無し。」狙いを定めたが悪霊の近くには晴人がいた。「(っち、上手くいかない)」そう思ったが、晴人は光の剣を手にしていた。夏菜子は、「あれは?!」
 驚いていた。晴人は元々、霊力と精霊力が物凄く高く、非常に強い技が出しやすいとか。晴人は光の剣を悪霊に 「光の刃!」剣から更に尖った刃が長くなり、悪霊に突き刺さる。そして悪霊は、十字架になり、眩い光が悪霊を包む。
 午前7時 晴人のマンション1室にて
 
 辺りは明るく太陽の光が差し込んでいた。晴人は自室で目を覚ましていた。二時間前、晴人は急激な霊力を使いその場に倒れたのだと、夏菜子が言う。机の周りには右に夏菜子左に氷見。氷見の前にさだ子。そしてその隣に晴人だ。一家団欒(ちょっとおかしな)だけど、夏菜子は晴人に「貴方は、何者?」そして晴人は「ただの学生…ですよ。職業は、霊力術師」と名乗った。ここから晴人の戦いが始まる
 続く