「憂、これ好きだろ?」 「好き、だけど……いいの? もらって……」 そう言うと、悠斗がフッと笑った。 「当たり前だろ。憂のために買ったんだから」 「あり、がとう……」 正直、めちゃくちゃ嬉しい。 オレンジジュースももちろんだけど、それよりもずっと悠斗の優しさが嬉しい……。 あたしは甘えるのは下手だけど、優しくされるのが嫌いなわけじゃない。 悠斗はずるいよ……。 こうやってあたしが喜ぶこと、たくさんしてくれるから……。