「うん」 数分して、「お待たせ」と悠斗がレジ袋を提げて戻ってきた。 「ありがとう。じゃあ、向かいましょうか」 「ああ」 お店を出て、病院までの道を歩く。 そんなときだった。 「はい、これ」 「え」 悠斗がなにかを袋の中から出してあたしの手に握らせる。 紙パックに入ったオレンジジュース。