悠斗はこれまでにないくらい、珍しく真剣に考えこんでいるような顔をしていて。 ……思わずドキッとしてしまう。 「ゆ、悠斗……?」 「あのさ。憂」 いつもの場所——朝3人で学校に行く前に集まる公園の入り口の前。悠斗はそこで止まると、くるりと後ろを向いてあたしの目を見て言った。 「真面目な話なんだけどさ、聞いてくれる?」 「……ええ」 真面目な話……? 悠斗がいったいなにを話そうとしているのか全く見当がつかなくて、黙ってしまう。 そして——その瞬間が、訪れた。