「……。はぁ?」








美羽が首をかしげて、何言ってるのかわからないとでも言いたそうな声で言う。






「今日病院行くんだよこいつ。だからミーティングいけねえんだって。」






慌てて翔が付け足した。



ちゃんと説明をしろという目で睨まれたが知らぬ顔をして





「てことでヨロシクネ、三森サン。」





俺をみおろしていた三森サンにニコリと笑って席を立つ。





じゃあ行くとだけ翔に行ってから





右手でひらっと手を振り荷物を持って教室から出ていく。






俺が廊下に出た瞬間美羽のこえが響き渡った。