看護師さんは堀さんといい、まだ26歳の若い看護師なのだ。 堀さんはいつものように少女の体調を確認する。 私と堀さんは慣れた手順でパパっとそれらを終わらせていく。 「はい、今日もオッケーです。 水無瀬さん最近体調がいいね。 これだと安心ね。 じゃあまたお昼に来ますね。」 コッコッと靴の音を響かせて 忙しそうに病室から出ていく堀さんを見送った後 少女はベットで小さく息を吐いた。