今日も先輩は相変わらずクールでカッコ良いな〜・・・

テキパキと仕事をこなし的確に指示をする様子は、見惚れてしまうほどであり会社に居る女性の半数は彼のファンである。

そんな彼は私の直属の先輩であり上司だ。

厳しくはあるが、大変な時には仕事を手伝ってくれる。

そんな事を考えていると後ろから肩を叩かれ振り返ると・・・

「せ、先輩っ!?」

「そこまで驚く事か?それより、仕事は終わったんだろうな」

「あー・・・・・・実は終わってません」

「だと思った。手伝ってやるから渡せ。」

そんな事をさせる訳にはいけないと言おうとするも先輩は書類の大半を持つと私の隣の席に腰掛け手を動かし始めた。

私も席に座り早く終わらせようと作業を進めた。