「それはそうと桃香ちゃん!」




そういうとセンパイはものすごい真面目な顔をした


「は、はひ…」






あまりの迫力に変な声でちゃった…



「ぜひマネージャーなってほしいの!私も今年で引退だし、マネージャー希望いるっちゃいるんだけど……」




そういうとセンパイはなぜか嫌そうな顔



「桃香ちゃん、バスケ部のマネージャーって人気そうでしょ?なのになんで私しかいないか分かる?」



そういえばそうだ…
実は優希センパイが怖すぎてみんな逃げちゃったとか?
皆バスケ部の男の子目当てで全然仕事しなかったとか?
まあ考えられるのは後者だよね





「実はね…顧問が怖すぎてみんな逃げちゃったの…」




そう聞くと怖くなってビクッとなった私…


え、それなら私もちょっと…



「あ!でもねでもね!桃香ちゃんなら大丈夫!ちゃんと仕事もやってくれそうだし!」






仕事やらなくて顧問さんが怒ってマネージャーいなくなったのかな?




「はぁ…」





すると突然


「「「「ちわっ!!!」」」」


っという声が







なになに?と思って皆の視線の先を見ると







さっきまでそこにあった女子の群れはなくなっていて1人の背の高い男の人が立っていた



「あ、あれが顧問よ」