そう思ってしまった。 透くんは 大人だった。 「仕事はたとえ娘が病気で入院してたとしても 患者さんを優先させなきゃならないんだよ。 それでお金貰ってるんだからさ。」 透くんは 教えてくれた。 私は嬉しかったよ。 言葉にしなくても 透くんは私の不安な気持ちに 気付いてくれたんだから。 「お母さんが来なくても 大丈夫!私強くなる!」 もうすぐそんな事考えられない位余裕がなくなる事になるなんて 私は思いもしなかったのに。