それなのに



「依ちゃーん!依ちゃんの担当になりました〇〇です!お姉ちゃんで良いからね(^^)★」



不安な気持ちを

一気に取っ払って
くれた気がした。


何にも用がなくても

暇な時間私が退屈に
ならないように

お姉さんが来てくれた。

私はお姉さん達が
好きだった。

だって暖かいから。


友達の看護師さんも
連れていつも来てくれてた。


お姉さん達のおかげで


退屈な時間が埋められていく。


でも私の心の空白は

埋まってなかった。