クールな彼と
二人きりになり
息苦しくなる。
何か話さなきゃ…
「どうしてここにいるの
?」
彼は空から私に
視線をゆっくりずらし
私をしっかり見た。
そしたら彼は
「病気だからに決まってんじゃん!(笑)てか面白いね君」
ぷって吹き出しながら
彼が言った。
彼がいきなり…
「名前…」
「ん?」
「で呼んでいい?」
「うん!!!」
「依ちゃんて呼ぶ」
「私は透くんて呼ぶね」
初めて会ったその日から私達は仲良しになったね。
一輝と会えない。
学校に行けない。
ドッジボールが出来ない。
そんな私に
透くんていう
大切な大切な
仲間が出来た。
