優梨「優はハルちゃん達といたかった...



でも、ママともいたいから分かった。我侭言ってごめんなさい」




そうよね、大切な友達だものね




小学校はそっちに行ったらいいわ




前の場所からめちゃくちゃは離れていないから小学校はそっちに行けるはず





一華「ごめんね、優梨。ありがとう


小学生になったら同じ学校に通えるからね


ううん、いいのよ



子供のうちはねうんと我侭言ってもいいの



小学生になるまでは我侭言うことがあなたの仕事なのよ。



だから気にしなくていいのよ




ほら、泣かないの




パパがいない分ママがあなたの我侭きちんと聞くから



だから子供のうちは我侭言ってなさい」




優梨はボロボロに泣いていた




私は優梨を抱っこして泣き止むのを待った





ごめんね、優梨




ママが怖くなっちゃったから、だからママが逃げてしまったの





その“逃げ”にあなたを巻き込んでしまった





本当にごめんね