「おじいちゃん、美咲来たよ」
「こんにちは」
「よく来たね〜」
「これ、どうぞ」
「ありがとう」
「お身体は大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ。
食欲あるし、美咲ちゃん来たら
もっと元気になったよ」
「え〜、おじいちゃん、私は?」
「あははは」
「あはははじゃないよもう」
「実菜、美咲ちゃんにお菓子あげな」
「あ、そうだ。
おじいちゃんが、美咲にお菓子買ってやれってうるさくて。
子供じゃないんだから」
「ありがとうございます」
「はいこれ。買いすぎた。笑」
「ありがとう」
「あ!美咲、夜ご飯食べてってよ」
「いいの?」
「いいっていいって!遠慮しないで!
お母さーん!美咲も夜ご飯いいでしょー?」
「いいよー!」
「なんか懐かしいね。
中学の時思い出す」
「そうだね」
「勉強頑張ってよかったー。
美咲と同じ高校行けたし」
「私も。実菜と同じ高校でよかった」
「 夜ご飯まで買い物行こうよ」
「うん」