「酷い…最低」

その女子生徒は、泣きながら行ってしまった。

えぇっ!?

可哀相…Kissしておいて
冷たく追い払うなんて

信じられない。

やっぱり…最低だ!!

そう思い蓮先輩を睨み付けた。

「で?お前は、朝から高みの見物か?」

「あっいや。これこそ、たまたまです。
そ、それより朝から女子生徒に
イチャついて泣かさないで下さいよ!」

私は、蓮先輩に文句を言った。

「何だ、ヤキモチ妬いているのか?」

はぁっ!?