恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~


「ボディーガードの奴らなら来ないぜ?
俺が寝かせたからな」

そう言いニヤッと笑いながら
三永先輩が入ってきた。

「三永先輩!!」

良かった…無事だったのね。

私は、ホッと胸を撫で下ろした。

「な、何ですって!?」

花菜ちゃんは、驚いていた。

「観念するんだな!」

三永先輩がそう言った。

しかし花菜ちゃんは、

「ふん。このビデオカメラを会社や
学校などにバラまいたら…どうなるかしらね?」

そう言い不敵に笑った。

「お前なぁ…」

「これをバラまいて欲しくなかったら
私の言う事を聞くのね?」