恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~


「大丈夫。ありがとう…明里」

ニコッと笑顔で言うと
保健室に向かった。

(こんな気持ちで授業なんて受けられない)

ずっとモヤモヤしたままだ。

保健室に行くとドアを開けた。

「すみません。気分が悪いのですけど…」

「あら、大丈夫?
どうしましよう…。
今からちょっと出かけないといけないのだけど」

保健の先生は、困ったように言ってきた。

「あ、少し気分が悪いだけなので
寝ていたら治ると思いますから
私1人でも大丈夫です」

「そう?ごめんね。
終わったらすぐに戻るから」

そう言うと保健の先生は、出かけて行った。

行ったのを確認すると
ふぅ…とため息を吐いた。

ふぅ~少し横になろうかな?