「はい。美久お嬢様の頼みならお任せ下さい」

そうニコッと言う運転手さん。

「えっ?美久先輩って一体…?」

私は、驚いた。

「あら、知らない?私の家
このタクシー会社の他にいくつか経営しているのよ。
って言っても会長みたいな凄くも無いけど…」

美久先輩は、そう笑顔で言ってきた、

美久先輩って…本当は、お嬢様なんだ!?

私は、さらに驚いてしまった。

そうしたら

「あ、あの2人ジュエリーショップに
入って行ったわよ!」

「えっ!?」

振り向くと楽しそうに
アクセサリーを選んでいるようだった。

タクシーから降りて
ショップの窓に張り付いて見てみるが
ネックレスを選んでいるようだった。

「……。」