「本当です!!」 私は、必死に否定する。 「あっ静かに。 こっちに来るわ!!」 大橋先輩が慌てて言う。 「は、はい」 黙って2人を行くのを待った。 「やっぱりあの女は、会長狙いじゃない?」 「そうね。間違いなく気があるわね! あぁいうタイプって結構大胆だから」 美久先輩の言葉に大橋先輩は、そう言ってきた。 「だ、大胆なんて。 花菜ちゃんに限ってそれは…」 「あら、女は、意外と分からないものよ?」 クスッと笑いながらそう言われる。 「……。」 私は、心配になってきた。