それから私はデベルと共にある屋敷に住み始めた。

あの男はあの火事以来会っていない。

あの男のことを考えると私の中にある憎悪が増す。

その度にデベルはニヤニヤするから気持ち悪いんだが、悪魔だから憎しみの塊みたいな私の魂を喰らうのがよほど楽しみなのだろうと思い納得した。