そんなこと、覚えててくれたんだ。
「あ、いや、そんなそんな」
「俺、それから澤井さんが頭から離れなくって。あの、おこがましいとは分かってるんですけど!!お付き合いお願いしたいいんですが…!!」
すごーく悩んだ。見知らぬ男子だった。でも、なんか暖かい子だなぁって。
「いいですよ。」
「え。!?!?ほんとですか!、やったぁぁあ!!!」
その日のうちに連絡先を交換した。
なんて呼んでいい??とか、今日どこどこで会えて嬉しかったよー!とか、ふざけあったり。
何気ないけど、とても楽しかった。