そろそろ上がるか 莉々奈も今暇だろうしな ササッと着替えて脱衣所から出た瞬間 莉々奈の声が微かに聞こえた 「きゃっ....い、いや!」 バタンッ 思いっきりドアを開けた そこにはいるはずのない兄貴がいた 「おい、兄貴!なにしてんの。今すぐ莉々奈を離せ」 俺が来たことに驚いていたのか、気を緩めた隙に莉々奈が俺の後ろに隠れて裾を掴むという可愛いことをしてきた こんなことされたら、誰だって嬉しいに決まってる