とりあえず帰るということになり、あまり会話もせず帰宅した





リビングに着くと、




「莉々奈、今日みたいな事が無いようにもっと警戒心持てよ。今日は、俺がいたから良かったけど」




そーだよね。これからは気をつけなきゃね





「うん。頑張る!」




少し気合を入れて答えた





「はぁ、なんでそんな可愛いわけ?」




「か、か、かわいい??」




思わず思いっきり噛んだ




「そ。今日みたいな事がないように、これから俺が守ってやる」





「え...なんで?」





「そんなの...莉々奈が好きだからに決まってんだろ。返事はいつでもいい」





それだけ言って部屋へと戻ってしまった




しばらく私は放心状態で、その日はなかなか寝付けなかった