*
「このあたりで少し休んで行こう。」
クローブまでの旅はとても順調だった。
追っ手の心配もなくなり、なんだか観光をしてるみたいな暢気さだ。
その間に、私の心境に少しだけ変化があった。
あの話を聞いて以来…私はマリウスさんのことがえらく気になって…
そう、なんだか好きになってしまったようだ。
もしも、私が本当に貴族や王族でお金持ちだったら…
マリウスさんのガザン再興を手伝いたいとか…
なんなら、マリウスさんと結婚とか…
そんなことまで考えては、勝手にウキウキしていた。
でも、残念ながら、当のマリウスさんは、私のことを気にするような素振りはない。
そりゃ、そうだ。
マリウスさんはイケメンだし、こんな私を相手にすることなんてないよね。
それに、私も節操がなさすぎ。
あんなに嬉しかったのに、小林さんのことはすっかり忘れてるし、フェルナンさんが素敵と思ってたはずなのに、今はマリウスさんだし。
でも、単なる片想いだし、そんなに気に病むこともないかな…
(なんか、私…中学生みたい…)
とはいえ、告白っていうのもまだ何か違う気がするし…
とにかく、今は、マリウスさんがガザン王家の血を引いてるかどうかを確かめるのみだね。
でも、万一、王族だとわかったら…
告白なんて出来ないよね。
いや、私も貴族か王族だって可能性はあるんだから、だったら、まあ、釣り合うか…
「このあたりで少し休んで行こう。」
クローブまでの旅はとても順調だった。
追っ手の心配もなくなり、なんだか観光をしてるみたいな暢気さだ。
その間に、私の心境に少しだけ変化があった。
あの話を聞いて以来…私はマリウスさんのことがえらく気になって…
そう、なんだか好きになってしまったようだ。
もしも、私が本当に貴族や王族でお金持ちだったら…
マリウスさんのガザン再興を手伝いたいとか…
なんなら、マリウスさんと結婚とか…
そんなことまで考えては、勝手にウキウキしていた。
でも、残念ながら、当のマリウスさんは、私のことを気にするような素振りはない。
そりゃ、そうだ。
マリウスさんはイケメンだし、こんな私を相手にすることなんてないよね。
それに、私も節操がなさすぎ。
あんなに嬉しかったのに、小林さんのことはすっかり忘れてるし、フェルナンさんが素敵と思ってたはずなのに、今はマリウスさんだし。
でも、単なる片想いだし、そんなに気に病むこともないかな…
(なんか、私…中学生みたい…)
とはいえ、告白っていうのもまだ何か違う気がするし…
とにかく、今は、マリウスさんがガザン王家の血を引いてるかどうかを確かめるのみだね。
でも、万一、王族だとわかったら…
告白なんて出来ないよね。
いや、私も貴族か王族だって可能性はあるんだから、だったら、まあ、釣り合うか…



