私の背中にゾクッと、寒気が走った。
もしかしたら、ジャラールさんは殺される?
「ジャラールさんは、その事を知っているの?」
「ああ。承知で志願された。」
胸が張り裂けそうだった。
自分の命を犠牲にしてでも、守りたい人がいる。
それが、母親違いの妹?
それとも同じ一族の血を引く者?
「ジャラールさんは、ネシャートさんの事、好きなの?」
ハーキムさんは、黙ってしまった。
「ネシャートさんは、ジャラールさんの事、どう思っているの?」
やはり返事はない。
わかっているのは、この旅の結末が、あの本の最後に書いてあるイラストのように、二人が笑って終わると言う事だけだ。
だけどそれは、本当にハッピーエンドなのか。
それは、分からないけれど。
その時だ。
遠くにベージュ色の壁が見えた。
「砂嵐だ。」
ハーキムさんが、呟いた。
もしかしたら、ジャラールさんは殺される?
「ジャラールさんは、その事を知っているの?」
「ああ。承知で志願された。」
胸が張り裂けそうだった。
自分の命を犠牲にしてでも、守りたい人がいる。
それが、母親違いの妹?
それとも同じ一族の血を引く者?
「ジャラールさんは、ネシャートさんの事、好きなの?」
ハーキムさんは、黙ってしまった。
「ネシャートさんは、ジャラールさんの事、どう思っているの?」
やはり返事はない。
わかっているのは、この旅の結末が、あの本の最後に書いてあるイラストのように、二人が笑って終わると言う事だけだ。
だけどそれは、本当にハッピーエンドなのか。
それは、分からないけれど。
その時だ。
遠くにベージュ色の壁が見えた。
「砂嵐だ。」
ハーキムさんが、呟いた。



