胸が痛い。
「自分は王族じゃないって、疑っているの?」
ジャラールさんは、ぎゅっと両手を握った。
するとハーキムさんが、私の手から刀を奪って、ジャラールさんに持たせた。
「ジャラール様。あなたは間違いなく、この国の王族です!」
「ハーキム……」
「何を迷われているのですか!あなたは、我が王の前王妃の忘れ形見なのですよ?王妃の子供が王族ではないなんて、有り得ません!」
ハーキムさんにそう言われ、ジャラールさんは刀をじっと見ている。
王様はそんなジャラールさんをちらっと見ると、またザーヒルと向き合った。
「ザーヒル。だが、そなたに王位継承権はない。」
「何!?」
「ハサン王は、王位を継ぐ王子に恵まれなかった。王位はその弟である我が父、アミン王が継いだ。ハサン王の第5夫人が、そなたを産んだのはその後だった。」
「だからどうした?例え父の死後に生まれた子供とて、王子である事に変わりはない!」
「自分は王族じゃないって、疑っているの?」
ジャラールさんは、ぎゅっと両手を握った。
するとハーキムさんが、私の手から刀を奪って、ジャラールさんに持たせた。
「ジャラール様。あなたは間違いなく、この国の王族です!」
「ハーキム……」
「何を迷われているのですか!あなたは、我が王の前王妃の忘れ形見なのですよ?王妃の子供が王族ではないなんて、有り得ません!」
ハーキムさんにそう言われ、ジャラールさんは刀をじっと見ている。
王様はそんなジャラールさんをちらっと見ると、またザーヒルと向き合った。
「ザーヒル。だが、そなたに王位継承権はない。」
「何!?」
「ハサン王は、王位を継ぐ王子に恵まれなかった。王位はその弟である我が父、アミン王が継いだ。ハサン王の第5夫人が、そなたを産んだのはその後だった。」
「だからどうした?例え父の死後に生まれた子供とて、王子である事に変わりはない!」



