「申し訳ありませぬ、我が君。知らなかったとは言え、このザーヒルの手下だと名乗る者が、王子達に無礼を働くとは。面目次第もありません。」
辺りはシーンと静まり返り、ザーヒルの刀を鞘に納める微かな音だけが、大広間に鳴り響く。
護衛達が、切られた黒づくめの男達を、大広間から引きずって行くと、私は力が抜けたように、その場に膝を付いた。
「クレハ。」
ハーキムさんがすぐ、支えてくれたけれど、体に力が入らない。
「なんで?……どうして!!」
私は大声で、ザーヒルに向かって叫んだ。
「この人達は、あなたの命令に従っただけでしょう!」
「何を言う。私はそのような命令は、しておらぬ。」
「じゃあ、この人達が勝手にやったって言うの!」
「そう言う事だ!部下が勝手にやった事は、上の者が罰を与えねばならぬ!」
「だからって、命まで……命まで奪っていいって言うの!?」
「うるさい客人だ。おい、客人を丁重に部屋までお通ししろ。」
辺りはシーンと静まり返り、ザーヒルの刀を鞘に納める微かな音だけが、大広間に鳴り響く。
護衛達が、切られた黒づくめの男達を、大広間から引きずって行くと、私は力が抜けたように、その場に膝を付いた。
「クレハ。」
ハーキムさんがすぐ、支えてくれたけれど、体に力が入らない。
「なんで?……どうして!!」
私は大声で、ザーヒルに向かって叫んだ。
「この人達は、あなたの命令に従っただけでしょう!」
「何を言う。私はそのような命令は、しておらぬ。」
「じゃあ、この人達が勝手にやったって言うの!」
「そう言う事だ!部下が勝手にやった事は、上の者が罰を与えねばならぬ!」
「だからって、命まで……命まで奪っていいって言うの!?」
「うるさい客人だ。おい、客人を丁重に部屋までお通ししろ。」



