ちはると一緒に夕飯とお風呂を済ませ、絵本の読み聞かせでお姫サマを眠りの国へと送り込む。
最近は大人のベッドで寝たがる、ちはる。ダブルだから二人で寝られなくはないんだけど。やっぱり転がったらコワイし、寝落ちてからベビーベッドに移すっていうのがここんとこの日課。毎朝、『なんで?』みたいな不思議そうな顔してる娘がツボだったりね。
テレビでも観ながら、昼間じゃはかどらないアイロンがけでもしようかとリビングに戻ろうとして。タイミングを計ったみたいに、キッチンの方から軽快な着信音が聴こえた。
慌てて手に取れば画面に『征一郎さん』の表示。
「ハイ、瑠衣子です」
『俺だ。今週の金曜からそっちに泊まる。日曜の夜に帰るつもりだから宜しくな』
「2泊なんて珍しいですねぇ。ちはるは大喜びかな? 征一郎さんをオモチャをくれる魔法使いだって思ってますから」
『ちはるに貢ぐのが楽しくてな』
「カノジョに誤解されないよーにしてください?」
『そういう面倒な女はいないから、安心しろ』
いえいえ、かえって心配でしょーよ!
最近は大人のベッドで寝たがる、ちはる。ダブルだから二人で寝られなくはないんだけど。やっぱり転がったらコワイし、寝落ちてからベビーベッドに移すっていうのがここんとこの日課。毎朝、『なんで?』みたいな不思議そうな顔してる娘がツボだったりね。
テレビでも観ながら、昼間じゃはかどらないアイロンがけでもしようかとリビングに戻ろうとして。タイミングを計ったみたいに、キッチンの方から軽快な着信音が聴こえた。
慌てて手に取れば画面に『征一郎さん』の表示。
「ハイ、瑠衣子です」
『俺だ。今週の金曜からそっちに泊まる。日曜の夜に帰るつもりだから宜しくな』
「2泊なんて珍しいですねぇ。ちはるは大喜びかな? 征一郎さんをオモチャをくれる魔法使いだって思ってますから」
『ちはるに貢ぐのが楽しくてな』
「カノジョに誤解されないよーにしてください?」
『そういう面倒な女はいないから、安心しろ』
いえいえ、かえって心配でしょーよ!