それはイベントの前日だった
勿論翌朝は憔悴しきってとてもイベントに出られる状態じゃなく仲間にただただ平謝りをしながらお休みをもらった
その間も電話しながら涙は止まらなかった
思えばずっとサインは出てたのかもしれない
けどまだ大丈夫、自分で出来るって思ってSOSに気づけなかった
原因は学内での自分に割り振られた役割の仕事を一人で背追い込みすぎたこと
ベストだって思ってやった仕事、仲間と話し合いながらやった仕事、みんなと確認しながら進めた仕事、次から次へと変わる状況に対応が追いつけずミスが続いた
やった仕事の全てが否定され続けて責められて仕事をするのが怖くなった
みんなで確認とった事もころころと2転3転する状況に対応してないといわれ仕事をしていないと責められた
自信もプライドも粉々に砕かれてそれでもなお仕事をしなければ責められる
心の折れる音は簡単に聞こえた
そのまま冬休みに突入して少しお休みが出来た
正直もう役割の仕事は勿論、学校に行くのも、夢であるダンスをする事さえ嫌になっていた
友達に合わなくていいことにもホッとしていて壊れたままの心は無作為に涙腺を崩壊させた