ピンポーン




丁度夕飯を食べ終わった時、インターホンが鳴った。



時計を見ると、20:30を指している。


誰だよ、こんな時間に。




モニターを付けると、若い男の人が立っていた。



「どちらさん」



「夜分にすみません。隣に越してきた五十嵐と言います」




五十嵐?
名前と顔、なんか、、、



「はーい、今出ますね」



違和感を覚えながらも、玄関のドアを開ける。




「どうしました?」



ドアを開け、若い男の人の顔をのぞき込む。




「ぅわ」



、、、今うわって言った?

あたしの顔見て?




はい?




「?、私の顔になんか付いてます?」



自分の今の容姿がどんなことになってるかなんか、どうでもいいけど、そんなに見苦しい格好をしていただろうか?と少し心配になる。



と、共に、やっぱこの人、どっかで、、、