「実は、静が離婚したんだよ。それで、静が一旦日本に帰ってきたさ。それで、俺は静と会う約束をしたんだ。会ったら、私は類のこと、大好きだったのー!とか言ってきて、俺の中で静はそういう対象じゃないだろ?憧れだったんだ。でも、そう言ってくれたのは嬉しかったから付き合ったんだ。そして、プロポーズして、結婚しようって言った。そしたら_」
「ちょっと待った。なに?いつからそんな関係だったのよ!?言ってくれればよかったじゃない。」
「牧野には言えなかった。」
「あ、ごめん。。」
「それで、プロポーズした。そしたらマイヨールさんが戻ってきて静を連れていったんだ。しかも、式の前日に。」
「え、、、」
「俺、何だったんだろう、やっぱ俺一人じゃ何も出来ないんだなってつくづく思ったよ。」
「そんなことない!類は、類はあたしのことよく助けてくれた。十分色々してくれてるよ。」
「牧野。」
「そんなことっ、いわないっでよ。」
「なんであんたが泣くんだよ」