海ちゃんは3歳の頃に
栄養不足で病院に運ばれた

生まれてからずっと
ミルクしか飲んでなかったからだ

お医者さんはすぐに気づいた
育児放棄という名と虐待だと

祖母が心配して家に来なかったら
助かってなかったかもしれない
一歩遅かったら海ちゃんはいま
この世に存在していなかった

この事を機にうみちゃんの人生は
大きく変わることになった
それは幸せなのか不幸なのか


お医者さんは祖母に相談し
警察に電話をした
警察はすぐ児童相談所に
行く事をすすめた

祖母は幼き2人を育てることは
金銭面的にも身体的にも難しく
児童相談所に2人を預けた

すぐに2人が入れる
児童養護施設がみつかり
そこで生活することになった