僕のペースを乱さないで


やらかしたな・・・・


キミと添い寝する羽目になるなんて。



反省と後悔と緊張とドキドキ・・・



キミが僕の腕の中にいる・・・



こんなはずじゃなかったのに。



キミが眠ったら、僕はベッドから出よう。
そう思ってた。


ベッドに入ってから、しばらくしてスー・・スー・・・って僕の腕枕で眠るキミの寝息が聞こえてきたから、
僕はキミの頭の下から自分の腕を抜こうとしたんだ。

でも、最後の手首から向こうが引っ掛かって抜けなかったんだ。。。

それでも、強引に抜こうとしたら、
キミの眠りが浅かったのか、
キミが起きそうになって、
ヤバい!って思った次の瞬間
キミは僕の左胸を枕にしてまた眠った・・・



マジか・・・・

キミの髪の匂いが、僕の鼓動を早くする。

ヤバい・・・


そこから僕はベッドから抜け出すことを
諦めざるを得なくなったんだ。。。


はぁ。。。


こんなに近くでキミを見つめることができるのは嬉しいような気もするけど・・・

逆に、
こんなに近くにいるのに、
キミは僕のものじゃないっていう現実が
僕を苦しめるんだ。


見てるだけって・・・

・・・つらいな

そのとき、
キミがつぶやいたんだ。

『にしじまさん・・・』

え・・・?

寝言?

寝言はいいとして、
西島さん・・・??

西島さんて、キミの上司のあの西島さん?

僕の頭に、いつかの、定例ミーティングにキミの代理で参加していた西島さんが映し出された。