『もぅ なにもきかないから、早瀬さんが帰りたくなったら一緒に帰ろう』
雨と風の音にかきけされないように少し大きめの声でキミに伝えた。
キミは目を閉じて少しうつむいたまま言った。
『・・・イヤです』
え?
嘘だろ
拒絶?
ショック・・・
まさかそんなこと言われるなんて思ってなかった。
やっぱり、
最初から声なんかかけなければよかった。
見て見ぬふりしてスルーすればよかった。
なんでこんなことしちゃったんだろう。
ホント恥ずかしい。
ホントカッコ悪い。
時間を巻き戻してやり直したい。
自分を責めたてる言葉が、
ニコニコ動画のように流れて止まらなかった。
今この状況が、本当にツラい。
目も開けられないほど強く打ち付ける雨が本当に痛い。。。
僕は大きくため息をついた。
不意にキミが泣き声で言った。
『わたし、今・・・ちょっとダメなんです。
この世の終わりってカンジなんです。
他の人のこと気にかける余裕がなくて
藤川くんに迷惑かけちゃいます。
だから・・・』
キミはうつむきながら吐き捨てるように言った。
そういうことか・・・
僕は天を仰いだ。
分厚くて真っ黒な雲に覆われて、
大粒の雨が容赦なく強く落ちてくる。
まともに目を開けてられない。
元々いつもより暗かった景色は
次第にグレーの濃さがましてきていて、
本格的に「大型の台風」の接近を肌で感じることができる準備は整いつつあることがわかる。
そろそろ本当に避難しないとヤバい。
僕はキミのほうをみた。
『わかりました。
今日の早瀬さんは別人っていう前提で接するんで。
どんだけ迷惑かけられてもかまわないし嫌わないんで。
それで、
明日になったら、今日の早瀬さんのことは忘れます。
だから、イヤかもしれないけど、
僕に気を遣わなくていいから、
ここに早瀬さんを置いたまま僕をどこかに行かせないで下さい。』
ボクがそう言うと、
キミは、両手で顔を覆って、肩を震わせた。
え・・・
余計泣かした。
『ぅぅ・・・』
泣きながらキミはヨレヨレの声で呟いた。
まじか・・・
状況悪化させた・・・かも。
慣れないことはするもんじゃないな。
本当にへこむわ・・・
心が折れた音が聞こえた気がしたし。
全ての自信をなくした。。
『僕・・・マジ消えた方がいいっすか?』
キミにきいてみた。
キミは泣きながら僕のほうをみて、
いきなり、僕の肩をグーでパンチしてきた。
え?
意味がわかんないんだけど・・・
『えっ!ナ なんでグーパン?』
僕は戸惑った。
雨と風の音にかきけされないように少し大きめの声でキミに伝えた。
キミは目を閉じて少しうつむいたまま言った。
『・・・イヤです』
え?
嘘だろ
拒絶?
ショック・・・
まさかそんなこと言われるなんて思ってなかった。
やっぱり、
最初から声なんかかけなければよかった。
見て見ぬふりしてスルーすればよかった。
なんでこんなことしちゃったんだろう。
ホント恥ずかしい。
ホントカッコ悪い。
時間を巻き戻してやり直したい。
自分を責めたてる言葉が、
ニコニコ動画のように流れて止まらなかった。
今この状況が、本当にツラい。
目も開けられないほど強く打ち付ける雨が本当に痛い。。。
僕は大きくため息をついた。
不意にキミが泣き声で言った。
『わたし、今・・・ちょっとダメなんです。
この世の終わりってカンジなんです。
他の人のこと気にかける余裕がなくて
藤川くんに迷惑かけちゃいます。
だから・・・』
キミはうつむきながら吐き捨てるように言った。
そういうことか・・・
僕は天を仰いだ。
分厚くて真っ黒な雲に覆われて、
大粒の雨が容赦なく強く落ちてくる。
まともに目を開けてられない。
元々いつもより暗かった景色は
次第にグレーの濃さがましてきていて、
本格的に「大型の台風」の接近を肌で感じることができる準備は整いつつあることがわかる。
そろそろ本当に避難しないとヤバい。
僕はキミのほうをみた。
『わかりました。
今日の早瀬さんは別人っていう前提で接するんで。
どんだけ迷惑かけられてもかまわないし嫌わないんで。
それで、
明日になったら、今日の早瀬さんのことは忘れます。
だから、イヤかもしれないけど、
僕に気を遣わなくていいから、
ここに早瀬さんを置いたまま僕をどこかに行かせないで下さい。』
ボクがそう言うと、
キミは、両手で顔を覆って、肩を震わせた。
え・・・
余計泣かした。
『ぅぅ・・・』
泣きながらキミはヨレヨレの声で呟いた。
まじか・・・
状況悪化させた・・・かも。
慣れないことはするもんじゃないな。
本当にへこむわ・・・
心が折れた音が聞こえた気がしたし。
全ての自信をなくした。。
『僕・・・マジ消えた方がいいっすか?』
キミにきいてみた。
キミは泣きながら僕のほうをみて、
いきなり、僕の肩をグーでパンチしてきた。
え?
意味がわかんないんだけど・・・
『えっ!ナ なんでグーパン?』
僕は戸惑った。
