僕のペースを乱さないで

違うかもしれない。


でも、そうかもしれない・・・


僕は少し戻って、ベンチに座っている人を遠目からみた。

・・・やっぱりキミだと思う。


もう少し近づいてやっぱりキミだって確信した。


ちょっとなにやってんの?

そう思って、キミの前まで戻った。

『・・・早瀬さん?』


うつむいてたキミが僕を見上げた。


『やっぱり!
なにしてんですか?!
こんなずぶ濡れで・・・・・・!!』


僕を見上げるキミの顔をみて
ハッとした。


え?

泣いてる・・・?