大好きなのに…

しばらくして、車が止まった

優美ちゃんは車を降りて知らないおじさんと話している

ここはどこ?

小さくいくつもの声が聞こえる…


人ではないなにか…


犬(ナカマ)の声だ_


何を言っているかまでは小さすぎて分からないが強く、
強く、何かを訴えている


優美ちゃんが話を終えたのかこっちへ来る

ガタッ

優美『タロー、行くよ』

ボクは車から降ろされ、優美ちゃんが話していたおじさんの近くへ連れてこられた


優美『では、よろしくお願いします』


おじさん『はい、分かりました。でも、



後悔はありませんか?』


優美『はい、ありません。』


おじさん『そうですか…分かりました。ではお引き取りさせていただきます。』


優美『お願いします』


その言葉の後、ボクは優美ちゃんがおじさんにリードを渡している所を見ていた


そして優美ちゃんはボクを撫で、

『バイバイ…タロー。』

と言って車に乗って行ってしまった


優美ちゃん!優美ちゃん!どこへ行くの!?

ボクを置いていかないで!

優美ちゃん!戻ってきてよ!

なんでバイバイなんて言うの!?

行かないでよ…


ボクは理解した…

あぁ、ボクは置いていかれたんだ…

そしておじさんにリードを引かれナカマがいる建物の中へ連れていかれた。