◎あとがき
【BLUE GIRL】は6、7年前に私が初めて完結させた小説です。しかしパソコンが壊れてしまったことにより、全てのデータが消えてしまいました。ずっと前から書き直したいと思っておりましたが、一度書き上げた小説をゼロから書くことに気が遠くなりました。
そのため今回、再び完結させることができ、達成感でいっぱいです。1度目の【BLUE GIRL】とは大幅に違うお話となっておりますが、こちらもまたお一人でも最後までお付き合い頂けた方がいらっしゃいましたら、とても嬉しいです。
拙い文章をお読み頂き、ありがとうございました。





◎あらすじ

【BLUE GIRL】の著者、羅依。彼女は亡き親友、海の生涯を【BLUE GIRL】として出版。
【BLUE GIRL】は大ヒットを記録するも、海を失った悲しみから羅依は逃れられない。

そんな時に出逢った人気俳優のユウ。彼は実写化が決定した【BLUE GIRL】への出演が決まっている。そして羅依もまた自身が海の親友であるという秘密を抱え、映画に出演することになった。

共演者として強引にユウに付きまとわれ迷惑に思いながらも、彼の隠れた優しさを拒絶することはできず、次第に惹かれていく。

しかしユウが羅依に近付くことにも理由があり、その優しい嘘と真実とはーー