便箋をもつ手が震えた。 海がユウへ送った手紙。 内容はあまり頭に入ってこなかった。 それでも正直な感情が目から雫を落とす。 便箋を汚さないように慌てて涙を拭うけれど、止めることはできない。 手紙の最後には海と私のイラストがとても上手に描かれていた。 海はユウのことを憧れと言っていたけれど、2人に面識があり、最後の手紙を送ったのだ。 1時間後とユウは言っていたけれど、 今すぐに色々聞き出したい。 私の知らないことを、ユウの口から教えてほしい。 1時間がとても長く感じた。