教室の一番後ろの窓側の隅にあるあの席は私が密かに想いを寄せる大輝くんの席。
いまは2限目で私の嫌いな数学の時間
めんどくさくて外を見てると、、
「....えっ??」
っと声に出してしまった。
「なんだ、佐伯。宿題がほしいのか?」
やばい、、先生がこっちをにらんでる、、
「い、いえっ!!」
「そうか、きちんと前向けよ。」
ふぅーあぶなかった、、
っていうか、大輝くんが一瞬こっちを向いてるように見えたから声に出しちゃった、、
まぁ、怒られるから授業に集中しよ!!
そして、昼休み。
「佐伯ちゃん!なんか呼んでるよ?」
え?親友のあけちゃんに言われた。
「あ、ありがとう!いってくる!」
たっ、大輝くんだっ!
「ど、どうしたの?大輝くん」
「佐伯さんに話があるんだけど、ここじゃなんだから行こ」
「わかった!」
少し歩いて屋上まで行った。
「話ってなに??」
「俺、佐伯さんのことが好きなんだ」
えっーーーー!!!!!
よ、呼び出されたからすこーしだけそうかなって思ったけどほんとにそうだったなんてー!
「う、うん!ありがとう!」
「付き合ってくれる?」
「もちろん!!」
密かに想いを寄せていた大輝くんと無事に結ばれました?
END